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活動報告

activity report

2023年度第1会研修会「施設内で意義を共有し、社会に発信するための福祉施設ブランディング」

開催日
2023年7月25日

  今年度、第一回目の研修として「障害のある人の魅力を伝える商品とは?」研修会を、7月25日(火)にオンラインにて開催いたしました。前二回、同様のタイトルで研修会を企画、開催しております。一回目は、導入部分としての研修内容でした。二回目は、前回の内容を踏まえた上で、少し深めた研修内容となりました。今回、三回目の目的としては「施設内で意義を共有し、社会に発信するための福祉施設ブランディング」と位置付けての開催募集となりました。講師は、前回から引き続きcon*tio様にお願い致しました。
 講義の中でもありましたが、そこに関わる事業所のみんなで、その事業所の“コンセプト”を固めて共有することが大切とのお話があったことや、前回のアンケートの中に「ほかのスタッフと共有したい」との意見もあり、今回の企画の運びとなりました。
 参加者は22団体52名。内、昨年に引き続きの参加は5団体で、今回も、県内だけでなく、千葉県、東京都、長野県、新潟県、広島県、山形県、山梨県などからの参加を頂きました。オンラインにより、全国からの参加が出来る事の素晴らしさ、また、全国的に関心の高さがうかがえました。
 皆さん「工賃アップ」や「売れる商品を作りたい」、あるいは「作品を世に出したい」という思いにあふれておりました。また、後半の質疑応答では質問も多くいただき、予定時間を過ぎるほどで、熱心に研修に耳を傾け、参加されておられました。
 私も、今回の講座に参加をさせてもらい改めて感じたことは、一人で考えるのではなく、「チームを作る・仲間を作る」ことが重要であること。そして、この法人や事業所は、その地域の中でどのような位置づけなのか、そこを利用している利用者と地域との関係性は何か等をみんなで考え、共有をしていかないと継続していくことが難しい(コンセプト+マーケティング)という話を聞かせていただき、施設運営にもつながることだなと感じ、印象的でした。
 研修後のアンケートによると、単にものを作るだけでは魅力的な商品にするのは難しく、統一感、ブランディングの重要性を改めて再確認されたようです。「今後もブランディング等の研修をやっていただきたい」などのお声もいただきました。講師のcon*tio様、全国からご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
事業名 2023年度第1回研修会
部会 研修部会
開催場所 オンライン研修
参加事業所数 22事業所(会員事業所11、非会員事業所11)

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